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自然の中で考えたこと [エッセイ]

 3月のとある休みの早朝に下関市の狗留孫山修禅寺にお参りしたのだが、その奥の院までの道のりは決して整備されているとはいえない山道であった。
お寺の説明の看板にもあるように(カメラの電池切れで携帯のカメラで撮影したため見にくくて申し訳ありません)古来より山岳信仰、修験道の霊峰として開けている山である。
そのいささか悪路を心許ない足つきで、歩きながら考えた。

確かに現代において、都会で生活をしている限り、自然の地面をあるこことなどまずありえないことである。そして、誰一人いない自然の中に(当然携帯は圏外である。)ぽつねんと一人おかれ、自然と向き合うこと自体あまり経験のないことである。


TS3E0143M2 (Small).jpg

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タグ:山歩き
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歯医者の不養生 [エッセイ]

 我が家にも時々歯医者さんが歯の治療にやってくる。
現在も2名の先生がお見えになっているのだが、歯医者だからと言って歯が悪くならないわけではない。(お二人というか歯科医の名誉のためにことわっておくが、いずれの先生もさすが歯科医、歯磨き(プラークコントロール)は完璧である。)例えば病院勤務の若いA先生はかぶせたものが取れてお見えになった。ご本人は手術などで超多忙、自分の治療までなかなか回ってこないようである。幸い病院なので勤務が終わって我が家にお見えになっている。

DSC_6826 (Small).JPG名護屋城

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タグ: 歯科医
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野生の王国 [エッセイ]

  先日、土井隆雄さんが 宇宙ステーションきぼう の取り付け作業を無事終えたことがテレビで放映されていた。
  アポロ11号が初めて月面に着陸した時、住人はまだ6歳だったが、親父と夜中に興奮しながら月面に人類が降り立つ映像などのテレビを見た記憶がある。その頃の熱狂的な感じがテレビのなかにもお茶の間(この言葉そのものが死語?)にもないのは残念である。
この雰囲気だと松任谷由美が 「未来は霧の中に(OLIVE)」で歌っているように「そのうち誰かが火星降りてももう驚かないでしょう。♪」

 さて、住人が小学生の頃はテレビはまだ「兼高かおる世界の旅」や「野生の王国」といった良い(と住人は思っている)番組が多かった。
DSCF0012M (Small).jpg

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市制45周年記念 第34回北地区・北九州歯科医学会 市民公開フォーラムが開催されました。 [エッセイ]

  北九州市歯科医師会は毎年会員向けの歯科医学会を開催しております。本年(2008)は2月24日(日)に北九州国際会議場で、一般市民に方にも歯科保健医療の情報発信、啓発を目的に、「「生きることと口腔のかかわり」-口から始まる健康づくりへの取り組みー」と題して市民公開フォーラムをあわせて行いました。 もっと歯のことに関心も持ってもらい、健康や社会生活を送る上でお口が大変重要であることを理解していただき、市民の皆様と楽しい時間が過ごせて、少しでもお役に立てればよいと考えて、企画いたしました。住人も微力ながらお手伝いさせていただきましたが、2000名を超える参加希望をいただき、会場の収容人員の都合で、抽選させていただいた方のみの参加となり、皆様には御迷惑をおかせしました。 当日は小雪交じりの中、メインホールもモニター会場もたくさんの方に来場していただき、大盛況でした。この学会のために関わっていただいたすべての方に御礼申し上げます。

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タグ:歯科
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進歩2 [エッセイ]

前回、久々に土井ヶ浜に行って、浦島太郎状態になったことを書きましたが、今回もその続きです。
その後夏休みに子供たちをつれて、英彦山のケーブルカーに乗り、九重の「夢吊橋」、マリンパレスに高崎山にも行きました。
どうも、子供の夏休みにかこつけて、自分の子供のころの思い出の土地めぐりをしたようです。
過去を顧みるようになったらもう末期かもしれませんが・・・
9203309.jpg

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タグ:夏休み
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進歩1 [エッセイ]

もう夏休みも終わりましたが、7月末に子供をつれて海水浴に行ってきました。

 

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タグ:海水浴
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記憶に残る仕事 [エッセイ]

 住人は神社仏閣や仏像見物に時々出かけます。
決して信心深いからでなく、ただ単に昔から綿々と残っているものに尊敬と畏怖、憧れといった感情があるからです。
写真は尾道の浄土寺本堂で、平成十八年の再興七百年という記念法要の朝に撮影したものです。
1323年建立ということですから、鎌倉時代より物理的にこの世に存在し続けている構造物って「すごい」とお思いになりませんか。「不遜な、罰当たりが・・・」といわれるかもしれませんが・・

尾道 浄土寺金堂 2006.5.3

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タグ:歯科
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馬寄について [エッセイ]

今日は住人が当ブログの表題にしております馬寄についてです。 現在の住所表記では異なりますが、その昔、住人の先祖が生活していたエリアが馬寄村です。

 馬寄の語源ににつきましてはあまり記述がありませんが、住人は 以下にお示しするホームページと同様のことを多くの人より聞き及んでおります。>>>>>>北九州市埋蔵文化財センターのHP

<仲哀天皇と神功皇后の西征>

・・・前略  神功皇后と武内宿禰は仲哀天皇の死を隠し、朝鮮への出兵を決意する。この時、神功皇后は身ごもっていた。朝鮮出兵前に熊襲や逆らう者達を討ち、各地を巡幸する。我が故郷甘木市の羽白熊鷲(はしろくまわし)征伐譚もここに登場するが、ここでは割愛する。その後、群臣を集めて軍議を行い、諸国では出兵の準備が行われる。北九州関連では、馬寄(まいそう・門司区)では軍馬を集め、帆柱山(八幡西区)では木を切って船の帆柱とし、勝山(八幡東区)では竹を切って旗竿にした。朝鮮に出兵した皇后軍は、新羅の金城(韓国慶州)を包囲し新羅は降伏した。・・・後略

 大里から新町をへて赤坂までの海岸は聞(企救)の浜といわれ、古代より風光明媚で大宰府と中央交通の要衝だったようです。これは万葉集にも歌がありますのでほぼ正しいでしょう。その山手の馬寄は上記の文章を参考にすれば、住人の空想の域を出ませんが軍馬の放牧ができるようなタダの野原(原野?)だったのではないでしょうか。神功皇后伝説が根拠の空想ですからほほエソラゴトですが。

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タグ:地名
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感謝の気持ち [エッセイ]

 昨年の秋のお彼岸の頃、所用で京都に出かけたときのことです。たまたまワンマンの路線バスに乗っているとガヤガヤと女子高生が乗ってきました。いまどきの女子高生は当地でも京都でも同じです。バスの中でも楽しそうに会話に花を咲かせていました。いくつかのバス停を通り過ぎ、あるバス停でその女子高生のうちの数名が定期を見せながら降りてゆきました。その時、そのいまどきの女子高生たちが運転手さんに「ありがとうございました」と口々に御礼を述べて降りてゆきました。 その口調に京都の雰囲気が入っていたかどうかはもう忘れてしまいましたが、秋の京都の心地よい雰囲気とともに、なんとなくほのぼのとしたうれしい気持ちになりました。「そういえば自分らも誰から教わったか忘れたけれど門司港の桟橋通りで路面電車を降りる時には定期を見せながら「ありがとうございます」って言ってたかな・・・・・」と昔のことをふと思いだしました。

 我が家でも小さな患者さんたちが帰り際にペコリと頭を下げて「ありがとうございました。」といって帰ることがよくあります。元気に言う子。はっと思い出したように言う子。保護者の方から「治療が終わったら皆さんにちゃんと御礼を言うのよ!」と言われたであろうことも容易に想像できます。時には保護者の方が子供さんの頭に手をやり、「御礼を言いなさい」てなことがあったります。でもどんな「ありがとうございました」でも、その瞬間、診療室や待合室にいる他の患者さんたちもほのぼのとしたよい雰囲気に包まれます。小さい患者さんだけでなく、患者さんから御礼の言葉やお手紙をいただくと住人やそのスタッフの胸はジーンとして熱いものがこみ上げてきます。

患者さんからいただいたお手紙

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タグ:歯科
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