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生きる力2 [エッセイ]

 9月というのに毎日うだるような暑さが続いています。
高齢の方に「昔はクーラーなど無かったでしょうが、こんなに暑かったですか」とうかがっても、
「いや、こんなに熱い経験はない」
といわれるので、馬寄村でも、近年にない、暑さなのでしょう。

さて、夏野菜の季節も終りになり、野菜作りの後始末をしなくてはならない季節です。
2週間ほど前に、きゅうりとトマトの苗を地中から引き抜き、後片付けの準備をしておりました。

きゅうりは1~2日でからからに枯れて、干上がってしまい。片づけやすい状態になりました。
ところが、トマトは2週間たっても、枯れずに葉っぱの緑が維持されています。( もちろん水はやってません)
植物の生命力にあたらめて、驚かされました。

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 もちろんトマトきゅうりの最適な生育環境は異なるわけで、住人が無知なだけで、トマトとはそんなもので、超乾燥に強い種なのかも知れません。

 根拠の希薄さと理論の展開の飛躍は否めませんが、「植物は強い」と感動しました。

 それぞれの種の生育環境はさまざまです。肥料が少ないと生育しないもの、一方肥料が多すぎて枯れてしまうもの、気温、水分、土壌のPH、それぞれに最適な条件があります。しかしながら、与えられた条件(環境)の中で、必死に生きることについては彼ら(擬人化しすぎだが・・・)手抜きはありません。強い意志すら感じます。

 一方で地球には、みずから命を絶つ生物もいます。
その種は増えすぎていて、自然の調整段階に入ったからでしょうか。
肥料をもらいすぎて、種としての強さが失われつつあるのでしょうか。
日本に限って考えれば、その種は 種としてだんだん弱っているような気がします。
日本周囲に生息する種のほうがまだ、生きる力が漲っているように思えます。

生きものと向き合っていると、色々考えさせられることを投げかけてくれます。

>>>生きる力


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