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郷土史 [エッセイ]

  老人や幼い子どもなどの痛ましい事件など、日本の地域のコミュニティーの崩壊が遠因であろうと思われる事件が連日報道されています。
住人が子どもの頃までは 近所の人が亡くなると、町内の主婦はその家の葬式などの手伝いに出向いて料理などの手伝いをしていました。困った時はお互い様でした。
 若い嫁にとっては近所付き合いはわずらわしいものであったかもしれません。葬儀も自宅ではなく葬儀場で行われるようになり、遺族も楽になりました。そのしわ寄せが現在の日本を襲っていると思われます。

地域コミュニティの再構築するには、近所付き合いを再構築すると共に、仲間意識を醸成する必要があります。それにはオラが地域を愛する気持ちや誇りに思う気持ちが必要ではないでしようか。

 そのためには政教分離などと堅苦しいことを言わずに、村の鎮守のお祭りには小学生から大人まで参加するような気持ちと制度が行政や構成員にとって大切であり、そのような行事によってさらに地域住民の結びつきが強まるように思うのですが。それに無関心な人や強く反発する方もいらっしゃるのも事実です。

オラが地域を愛する気持ちや誇りに思う気持ちを育むためには 地域の歴史を知ることも大切だと住人は思います。

歴史を語りだすと宗教色を0にするのは困難です。
商工会議所や観光組合主導の「◎◎祭り」や健康増進のための「○○フェスタ」も結構ですが、盆踊り大会、秋祭りのお神輿担ぎなど、地域根ざして、昔からあったのだが、忘れられつつある行事がドンドン復活して、盛んになればよいと思います。

 先日、患者さんから「緑丘校区 郷土史」という緑丘中学校父母教師会が作製した(作成年不明)小冊子を頂きました。
同校の社会科の教諭をなさっていた成国敏雄先生が地域の歴史を詳細に調査なさってお書きになった論文です。
 馬寄村も歴史に登場してないわけではありません。
一例をあげると、現在大河ドラマで竜馬伝が放映されていますが、幕末の第二次長州征伐の小倉口戦争(長州戦争)では内戦の戦火に馬寄村は巻き込まれているのです。

無許可ではありますが、成国先生の論文をスキャンしたものを掲載させていただきます。
郷土の歴史に関心を持っていただける糸口になればと思い、掲載させていいただきました。
コピーのコピーですので見づらい点はご容赦ください。

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>>>馬寄について 
>>> 門司の歴史
>>>門司100年の歩み

 


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