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山吹のうにかまぼこ [優れもの]

 毎年年末我が家ではデパ地下におせち料理の買出しに行くのが恒例行事である。
おせち料理といっても、肉や魚などめいめいが食べたい食材を買うような感じで、伝統的なおせち料理には程遠い。そして飽食の時代に「ハレの日に食べたい食材」もあまりなくなっているのが現実である。

けれども住人が正月にはずせないのが、数の子と今日ご紹介する「うにかまぼこ」である。
北九州の「山吹」という会社が製造している。

2496727洞春寺

 

 もちろんシンプルなかまぼこも飛び切りうまいのであるが、正月は「うにかまぼこ」である。季節商品なのか、現在はホームページにも掲載されていないようである。

正月は日本酒と決めているのだが、酒を片手にと数の子や山吹のかまぼこを食しながら全国の初日の出など正月番組を見るのが住人の至福の正月である。

デパート開店のなるべく早い時間に行かないと売り切れてしまう。住人も過去に一度寂しい正月を過ごしたことがある。ここで紹介するとますます競争率が高くなり、口に入りにくくなるかもしれないので本当は紹介したくないのだが、お人よしの住人は「うまいものはうまい」と紹介してしまう。

福山雅治は山吹の「ふぐちく」がお勧めのようであるが、住人のもうひとつのお勧めは「極上粒うに」である。
ちょっとお高いが、がんばって極上がお勧めである。以前患者さんから「壱岐」の採れたてうにを瓶詰めにしたのを頂いたことがあるが、それに匹敵するおいしさである。これを食べると他の瓶づめ商品はちょっと・・・である。
北九州にお見えになったお客人のお土産などにも使っているが、かさばらないのもお土産としてよろしい。

山吹は小倉駅の中にも出店しているが、門司港レトロにおみえになった方はぜひ門司の栄町銀店街の中の栄町本店にも足を伸ばしてみてはいかがだろうか。いい味出してます。これが本当のレトロだと思います。

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洞春寺


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