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九州歯科技工専門学校オープンキャンパスのご案内 [エッセイ]

2386302 旧知の歯科技工士学校の先生からオープンキャンパスの紹介を頼まれたのでご紹介させていただきます。

日本は「ものづくり立国日本」といわれていて、日本人の手先の器用さは改めてここで述べるまでもありません。
住人は歯にたずさわる仕事をしていますが、日本の技工士さんのレベルの高さはアメリカやドイツなど海外でも高く評価されています。

 住人がこの職業を選んだ理由もかなりいい加減なものであり(ひょっとして皆さんそうかもしれないし、最初から天職なんてないのかもしれませんが)、人様の職業選択について指南するほどの人間ではないし、まして人様の人生を左右するようなことはしたくないと思っているので、
「技工士はいいよー! あなたも技工士にならんね!」と勧めるつもりは毛頭ありません。

 好きでもないのに、「儲かりそう」とかいう理由なら止しておいたほうがよいと良いと思います。
もの作りが好きで、歯科に興味のある方は一度オープンキャンパスに参加されてみてはいかがでしょうか。詳しくは下記ホームページをご覧下さい。

>>>九州歯科技工専門学校 http://www.kyushigi.ac.jp/

美保関灯台

 いればの話のところでも書きましたが、技工士さんの仕事は決して楽ではありません。
職人タイプの仕事なので、手を抜かない質の高い仕事をすればするほど、仕事の量はさばけません。
 本来オーダーメイドであるはずの仕事を大量生産しないと採算が合わない現行の日本の医療制度の下では大変な仕事です。
聞くところによると、日本の保険制度ではその高度な技術を十分生かせず、有能な人材の海外流失もあるそうです。

劣悪なアジア製技工物がその安さからわが国に流入しているとも聞ききます、このことも技工士さんだけでなく、サービスを受ける患者さんにとってもよいニュースではありません。

それでも、歯がなくて困っている人、歯を綺麗にしたい人のニーズに応える歯科医療の分野で、歯科技工士はなくてはならない存在です。
現在の歯科医療は、歯科医だけでなく、歯科衛生士や歯科技工士、などの「パラデンタルスタッフ」と呼ばれるチームの共同作業で成立しています。

そんな歯科界の一翼を担っている優秀な歯科技工士さんが今後もたくさん育ってくれることは国民にとってよいことであり、逆に技工士さんの減少は将来の日本の歯科医療のレベルを著しく低下させるでしょう。
歯科技工士は国民の幸福に寄与できる誇りある職業であることは間違いないと思うのですが・・・。

 


タグ:歯科技工士
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