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アシュラが我が家にやってきた。 [見仏]

 ただの自己満足の自慢話である。しかしこの手の話に全く興味のない一般の方々にとっては自慢話にすらならない。 

「だけ何?、それで?」と言われて「終了」である。

阿修羅といっても、帝釈天(ちなみに住人は京都・東寺講堂の帝釈天が好きである)と戦っていた頃の血気盛んな阿修羅とは違う。お釈迦様に出会って、門下生となった穏やかな好青年である。
さらに1275年の人生(阿修羅生が正しのだろうか)の艱難辛苦を微塵も感じさせない出来た人物(阿修羅)である。
住人も阿修羅の爪の垢でも煎じていただかないといけない。

うんちくはともかく、住人にとっては「超最高うれしい」 。見ているだけで ただただ ご満悦である。

「どこに飾ろうか? でも飾っていて地震でも来て、損傷させてしまうと後悔するし・・・、でも箱の中になおして置くのでは意味がないし・・・ 」 

お金払って買うことから、意味不明の悩み事まで、一般人には到底 理解していただけないだろう。

少しは飲むが、ギャンブルの才能も、女性問題で修羅場を経験する容姿も皆無な住人にしてみれば、心のさざ波が多少なりともこれで治まるのであれば、安いものである。

もうすぐお盆である。我が家の本当の「ほとけさま」を迎える準備をしないで、仏像にうつつをぬかしていると、本当の「ほとけさま」から祟られそうである。

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注)「国宝 阿修羅展」は東京国立博物館で6月7日に閉幕後、7月14日から9月27日まで九州国立博物館で開催されています。会場限定販売の公式グッズ、阿修羅像のフィギュアは約十二分の一スケールのレジン製ミニチュアモデル。海外で手彩色して製造しており、かなり精巧にできています。予約販売、通信販売はしていない数量限定の仏であります。(また自慢入ってます

 2009年7月10日発行の阿修羅新聞 (編集、発行九州国立博物館、第一弾阿修羅特集号)によると

 阿修羅のプロフィール
[名前] 阿修羅
[性別] 少年といわれている
[出身] 奈良県 興福寺
[生年月日] 734年1月11日(奈良時代) 1275歳
[職業] 仏の教えを守るガードマン
[特徴] 6本の腕、3つの顔、耳4つ
[おしゃれ] 花柄の巻きスカート、ネックレス、ブレスレット、サンダル
[尊敬する人] お釈迦様
[その他] ガードマンのなかま(八部衆)がいます。
      「国宝」の中の国宝。日本の仏像の代表選手。
身長 153.4cm(中学1年生男子と同じくらい)
体重 14.85kg (脱活乾漆造という製法で漆と布でできているので(住人注;張子の虎状態)軽く、
     過去の火災でもお坊さんたちが救出できた。)(3歳児と同じくらい)
ウエスト 63.3cm
足のサイズ 22.0cm (サンダルサイズ23.5cm)

2005年4月12日(火)~5月22日(日)に山口県立美術館で開催された「興福寺国宝展 -鎌倉復興期のみほとけ-」でも(当然といえば当然だが)出演されなかった阿修羅氏を360度拝めるチャンスはそうないと思われます。

>>>アシュラが街にやってくる。~興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展

>>>九州国立博物館  http://www.kyuhaku.com/pr/index.html

 


タグ:仏像 阿修羅
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