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インプラント 2 [歯の話]

 前回インプラントについて大まかにお話しました。
 それではあなたが通っている先生からインプラントを勧められたらどう判断したらよいでしょう。
費用に関しての詳細は「歯科治療と価格」を御参照ください。
 総治療費と保証年限を提示してもらい、総治療費÷保証年限で、1年あたりの治療費を計算してみてください。
1年当たり歯につぎ込む投資額としてあなたの価値観(1年間に購入する、ブランド品の値段やレストランでの食事代、旅行の費用etc.)で検討してみてください。通常メインテナンスをしていてそんなに簡単に悪くなるものではありません。ですから、その額がOKなら経済的問題はクリアーです。
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その際、その他の部分を治療する必要がでてくる可能性があるかどうか確認しておかないと、「右下のインプラントしたあとに すぐに左下にインプラントが必要になったけど、もう予算がない」ということになると不幸です。
また、抜歯やインプラント以外に方法がないか確認することも重要です。例えば歯内治療(根っこの治療)をすれば残せる場合や矯正的挺出(歯を矯正)して助ける方法や歯の移植など考えられます。
 次に、インプラントをお考えということは あなたが もともとむし歯や歯周病にかかり安いリスクを持った方で、定期的に歯科医院で管理してもらうことなく、場合によっては不適切な治療を繰り返し受けてきたのかもしれません。そのような患者さんの場合ご自分の自己管理や歯医者さんとの付き合い方を根本から変えたほうがよいでしょう。
 当然のことですが、今までその場しのぎの治療を繰り返し受けてきた歯科医院で、インプラントを勧められたときに、軽い気持ちでその場しのぎのインプラント治療を受けるべきではありません。普段から、あなた自身の歯を大切にしてくれる歯科医院、むし歯予防に熱心で、歯周病のメインテナンスをしっかりしてくれる歯科医師が勧めるのであれば耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
 歯は老化によって減っていくものではありませんが、人間の平均寿命が80歳を越えた現在、歯の平均寿命のほうが短くなっています。つまり昔のヒトと同じ口腔管理(歯磨きや歯の定期的なメインテナンス)をやっていたのでは、短命だった昔のヒトより現代人のほうが長期間、歯で苦労しないといけないのです。レッドカードを出されて、抜歯になって高度な治療に高額な費用と時間をかけるよりも抜歯にならないようにするほうが賢明です。
 そうならないためにはご自分の歯の手入れにすこし時間とコストをかけてはいかがでしょうか。  最近、「XXXインプラントセンター」などと、インプラント専門のような標榜で派手な宣伝をしているところがありますが、そこでインプラント治療だけしてもらうというのは注意が必要です。長くお付き合いできる歯医者さんがお勧めです。
インプラントはよい治療法ですので、その信用をおとしめるような治療をして欲しくないのですが、そのような治療があるのも事実です。甘い言葉には御用心。

インプラントには専用のお勧めツールがあります。
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