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お勧めの1冊No.3 [お勧めの1冊]

武田邦彦
環境問題はなぜウソがまかり通るのか
洋泉社(2007/3/12)952円(税別)
ISBN978-4-86248-122-1
 タイトルも内容も衝撃的です。住人もまさに「目からうろこ」物でした。内容をどのようにとらえるは皆さんの判断にゆだねたいと思います。
Introductionの文章を少し引用させていただきます。
・・・・前略・・・
しかし、現在の日本では白昼堂々、いくらでもこうした偽装や世論操作が行われている。それも政府や専門家、メディア関係者のような「事実を誠実に伝えるべき人たち」が加担している。
 それをこの本では、「故意の誤報」と呼んだ。つまり、当人たちは本当のことを知っているのに「お金(補助金)を貰うため」「自分が有利な立場を維持するため」に事実と異なることを語る。こうした傾向は環境問題で特に顕著に見られる。
・・・中略・・・
 こうした様々な環境運動のウソに取り込まれ、だまされてしまうのは「故意の誤報」が私たちの身の回りにあまりにも多く溢れているからだ。
「事実を知る」、それがまず第一歩だ。
                                                     武田邦彦

 

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 筆者は「故意の誤報」を御専門の環境問題に絞って取り上げている。
筆者も文中で「そんなことをわざわざ指摘しなくてもいいじゃないですか、先生も損をしますよ」とよく言われるが、・・・と書いているが、それは承知の上でも筆者にこのような本を書かせる強い動機があるのは事実であろう。
そしてこの「故意の誤報」は日本のあらゆるところにあるように住人には思えてなりません。
あなたの周りにも見え隠れしていませんか。「故意の誤報」

 住人も「事実を知る」ことが大切だと共感いたします。

御一読をお勧めします。

 


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