歯を白くしたい

　　近年、皆様のお口への関心が高まり、芸能人でなくても、白くて美しい口もとが求められるようになりました。明眸(めいぼう)皓歯(こうし)という言葉が昔からありますが、きりりとしまった唇の中にある、こぼれるような白い歯は男女を問わず魅力的なものです。
　美しい口元にするために歯を白くする方法は大きく分けて3つあります。

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 歯の表面の汚れを落としてご自分の歯が持っている本来の白さを取り戻す。

毎日しっかり歯磨きしていても、歯の表面は自分では落とせない汚れ（プラーク）や紅茶などの飲食物による着色物で、汚れがついています。この汚れを落とすのがＰＭＴＣ（Professional ｍechanical Tooth Cleaning）です。さらに強固についた沈着物を塩の粒のような粒子を 歯の表面に吹き付けてクリーニングする方法として「クイックジェット」があります。

 本来のご自分の歯よりもさらに白くする

いわゆるホワイトニングと呼ばれているもので、薬品を歯の内部まで作用させて「 化学的」に歯の色を本来の色よりも白くするすることを目的としています。ホワイトニングにはその方法によって、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングに別けられます。　「ホームホワイトニング」とは　歯科医院で「トレー」という器具を作成し、御自宅で時間をかけて行う方法です。　「オフィスホワイトニン」グとは　歯科医院でより高濃度のお薬を用いて行う方法です。　それぞれメリットとデメリットがありますので詳しくは歯科医院でお尋ねください。

 ホワイトニングをする上で注意する点があります。まず、多くの方に満足いただいておりますが、結果（どれくらい白くなるか）には個人差があります。
原因もいろいろ、歯の色の具合もいろいろです。皆さんが同じ白さ（明るさ）になれるわけではありません。
そしてなによりも皆様が「白くなった、満足」といっていただける白さのレベルも様々です。例えば、新庄の歯みたいに白くならないと「白くなった」と思えない方もいらっしゃるでしょう。
　つまり、実際にホワイトニングをしてみて満足していただけるかどうかは個人差があります。その辺をよく歯科医と相談してはじめないと「高い費用を払ったのにガッカリ」となりかねません。
次に十分虫歯の治療をせずに治療を開始したり、先を急ぎすぎて強いお薬を使ったために、「歯がひどくしみだした」というようなトラブルも他院では起きているようです。患者さんの言いなりになっている歯科医にも問題がありますが、事前に歯科医と十分相談しましょう。
余談ですが、住人もハワイのコンビニでホワイトニングのキットを購入してスタッフで実際にやらせてもらたりしたことがあります。結論はお遊びでやるのはとめませんが、やはり歯科医院でトレーを作ってもらってお薬ももらった方がよいと思います。（市販のホワイトニング材で安全性に注意して使用して、満足されるのであればそれはそれでよいのではないでしょうか） 。

 歯を治療する

　すでに詰め物がしてあったり、変色の強度な場合などは　つけ爪のような「ラミネートベニア」やその他の歯を削ってかぶせる治療法が用いられます。これも当然それぞれメリットとデメリットがありますので詳しくは歯科医院でお尋ねください >>>審美歯科治療へ

歯ぐきの黒ずみ（メラニン色素）を除去する方法もあります。詳しくは歯科医師かスタッフにおたずねください。 　いずれにしてもこれらの処置を行うまえに　歯周病の治療を行い、歯石などをきちっと取って、健康できれいな歯ぐきを取り戻しておくことが大切です。 　最後にどの治療法にもメリットとデメリットがありますので、御自分がどの程度の白さを希望していているかなど歯科医とよく相談した上で決めましょう。個人的な感想としては「クイックジェット」などのＰＭＴＣやホームホワイトニングで満足いただける患者さんや多いようです。 　痛くなるまえに行くのが現代の歯医者さんです。お口のクリーニングで、きっとスッキリ、リフレッシュ。気も心もすがすがしくなるでしょう。それがなにより虫歯予防、歯周病予防となるでしょう。

いつも申し上げているように医療に100％成功はありません。そして治療には長所と短所があります。皆さんのホワイトニングやラミネートベニアの情報源はおそらく商業誌（雑誌）や個人のインターネットサイトではないでしょうか。これらの情報源は皆さんに耳ざわりのよい情報しか載せていないかもしれませんので注意が必要です。＞＞＞世の中のからくりについて考える4～医療と真実の情報～

信頼できる歯科医と十分相談してから治療に取り掛かりましょう。

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